ブログ記事一覧

WROミドル競技 何とかここまで・・・

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
アドバンスト1のクラスでの、ロボット競技大会に向けての取り組みの続報です。

前回の記事で、ロボットを作り直すことになったことをご紹介しましたが、いよいよ新たなロボットで、再挑戦です!

とはいえ、基本的な動きは変わらないので、新しいロボットに合わせて進む距離や曲がる量などを調整していきます。
で、順調に進むのかと思いきや、またまた意見のぶつかり合いが・・・

「アームは秒数で動かした方がいい!」
「いや、それはタイムロスだから、角度で動かすべきだ!」

アームで物をつかむ時、少し長めの秒数を指定することで、ピッタリ合わせなくてもつかめる(失敗しにくい)と、これまでの授業で 私が話したのを覚えていたようです。
ですが、秒数で指定すると、「待ち時間」みたいなものがどうしてもできてしまって、それがもう一人には「タイムロス」に思えて、気になる様子。

お互いに意見を主張しますが、いったい何を争っているのか分からない感じになって煮詰まっていたので、ちょっとだけ助け船を出しました。
「秒数にするか、角度にするか、というのを議論してるんじゃなくて、一番上まで持ち上げないといけないか、途中まででいいのか、ということを議論してるんじゃない?もし、一番上まで持ち上げないといけないんだったら長めの秒数で、途中まででいいんだったら、秒数より角度の方が合わせやすい、ということだと思うよ」と。
その結果・・・は、ここでは伏せておきます。

というような紆余曲折もありますが、何とか、こんな感じのところまできました。

あと1回、練習時間があるので、この後、スピードアップを図るそうです。
さあ、本番まであと少しです!

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『クローラーメカ』~デコボコ道いろいろ

子供向けロボットプログラミング教室プログラボのブログ担当です。
少し前の内容になりますが、 ビギナークラスで 、タイヤの代わりにキャタピラーで走る「クローラーメカ」を作って、プログラムで動かしました。

キャタピラーの特長に、悪路も平気!というのがありますので、デコボコ道をロボットで走行させるのが醍醐味です。
ということで、各教室で実際に走らせたデコボコ道を、一挙大公開!させていただきます。

 
 
 
 
 
 
北大路校ブログ  みんな大すき『クローラーメカ』

レンガを並べたり、ブロックをバラバラにして撒いたり、蓋や容器をうまく利用したり、坂道と組み合わせたり・・・こうやって各教室の先生方が、どうやったら仕組みや特長を体感できるか、生徒さんたちの楽しそうにしてくれる顔を思い浮かべながら、(教室毎の事情もある中で様々検討して)工夫されています。

さて、あなただったら、どのデコボコ道を走行させてみたいですか?

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ペア活動、始動!~競技会に向けて日々邁進~

プログラボ野田阪神の岡田です。

今週はスタンダード2の様子をお伝えします。

プログラボでは、独自のロボットコンテスト、プログラボカップを毎年開催しています。いくつかある部門の中で、スタンダード2の生徒たちは、初級であるベーシック部門のロボットミッションにチャレンジしています!8月末に教室内で競技会を開催し、上位2チームが選出され、プログラボ全体での総合順位が決まります。

先週から取り組みが始まり、2週目を迎えました。ペア活動が初めての生徒がほとんどですが、どのペアもチームワークの良さを発揮しています!例えば、チーム名を決める時、お互いの名前を組み合わせたり、共通点を探すなど、とにかく、たくさん話し合っている姿が印象的でした。また、自分の意見を押し通すのではなく、相手と相談をしながら、ロボットの形やプログラムを作っている様子を見て、とても嬉しく思いました。


ベーシック部門の競技内容は、気候に関することがテーマになっています。急速に発達する雨雲によって引き起こされる集中豪雨は、近年、大きな被害をもたらすことがあります。しかし、気象レーダーを用いて雨雲を探知することで、集中豪雨や危険を予測することが出来ます。
下図の赤丸にある気象レーダーをロボットで運び出し、設置エリアに運び入れることが競技のミッションです。ロボットに取り付けるアームや、移動する道順などを考え、1つずつ丁寧に取り組んでいます。

社会課題をテーマに取り上げることで、普段から世の中の出来事に関心を持ち、様々な視点で物事を考える力を育めたらと思っています。



また、毎回の授業終わりには、シートに活動内容を記入するようにしています。

活動内容を記録し、目標を立てることで、次回の取り組みをスムーズに行うことができますね。


競技会本番に向けて頑張りましょう!!

コマまわし対決!

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
7月のスタンダード1のクラスでは、歯車のしくみを学びます。歯車の組み合わせで早く回せたり、ゆっくり回せたり・・・この仕組みを上手く使うと、モーターの回転スピード以上に速い車を作ることもできます。(→『歯車カー』で歯車パワーを体感♪

スタンダード1クラスでは、自転車の“ギア”のような変速機を作って、歯車の実験をしたりしながら、徐々にコマまわしマシーンへと進化させていきます。そして、最終的に、その名も『スピントップシューターDX』になり、みんなでコマまわし対決をしました。

コマ自体にも、より長く回るようにと いろいろ工夫をしました。
ただ、結局、あまり凝りすぎるとバランスが悪くなって早く倒れてしまうことも多かったようです。

「コマの授業、家でとっても楽しみにしてたんですよ。」と、あとで、保護者の方が教えてくれました。

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2021年 WROミドル競技 急がば回れ?

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
先日の記事で紹介したアドバンスト1のクラスでの、ロボット競技大会に向けての取り組みの続報です。

小学校6年生の3人チームはロボット競技大会WROの京都予選会へ、参加の方針となりました。メンバーみんな気合が入っています。

まずは、3人 で「ロボット担当」「作戦担当」「プログラミング担当」と担当を決めてスタートしました。
そして、前回記事で紹介の通り、競技用のロボットが完成し、コートで動かし始めました。
(大まかに言うと、黒い線の引かれたコースに置かれたブロックのオブジェクトを、指定の場所に運んでゴールするようなミッション です。)

が、ある程度進んでくると、なかなかオブジェクトをうまくつかむことができないことが分かりました。その原因は・・・プログラミング担当くんが、黒い線をトレースする「ライントレース」を使わず、方向転換の角度を合わせて直進するようなプログラムをしていて、動きが安定しないことだということになりました。

他の2人はライントレースを勧めますが、プログラミング担当くんは「それではタイムが遅くなる」「自分は一か八かが好きなんだ!」と譲りません。(その発言の裏には、自分が完全に理解していないプログラムを使うことに抵抗がある、という、ある意味“真面目な”思いがあるのだと、私自身はちょっと気付いていますが・・・)
他の2人はライントレースの利点や、そこまでタイムロスではないことを一生懸命説明します。が、説得される形になればなるほど、頑なになるのは、よくあることです。

ここで雰囲気が悪くなります。話は棚上げにされ、それぞれがパソコンを開き、別々にプログラムをし始めました。
ただ、プログラミング担当くんも、他の2人のライントレースを見て、少し冷静になってきたのかもしれません。
「もう担当制はやめよう」というところで、活動時間が終了しました。

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翌週、あらためて顔を合わせた3人は、プログラミングに入る前に話し合いをしました。
(元) プログラミング担当くんから「担当制はやめて、ミッションを前半、中盤、後半の3パートに分け、3人がそれぞれプログラミングしよう」と、提案。ただ、その言葉には仲違いのイメージは無く、ライントレースの部分はみんなの言う通りでいいよ、という譲歩の印象を受けます。
すると、(元)ロボット担当くんからも、別の提案。少し言いにくそうに「もう一度ロボットを作りなおしたい」と。何でも、家でコンパクトなロボットの形を考えていたとのこと。(彼なりに、プログラムだけでなく、ロボットの形にもオジェクトをうまくつかめない一因があると、思っていたのかもしれません。)

どちらの提案もみんなの納得で、採用されました。
結果、今までのロボットは分解され、組み立て直しです。

それぞれが分かれて作業し始めると、「けんかして良かった」「雨降って地固まる」などと言い合いながら、いつもの楽しい雰囲気での活動時間が戻りました。
このあと順調に進むのか、あるいは、まだまだ「山あり谷あり」なのかは分かりませんが、 何よりやる気が戻ってきたことに一安心です。

とにかく、こういうぶつかり合いも、回り道も含めて、一生懸命頑張っています。

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