ロボットプログラミングと喜怒哀楽

子ども向けロボットプログラミング教室【プログラボ】のブログ担当です!
各教室、 いよいよ1年間のカリキュラムが終わって、4月からの新しいクラスの準備に入っています。

4月から新入会の子もいますし、次のクラスに進む子も、今年度と同じクラスをもう1回という子もいますが、次のクラスに進むと、もちろん内容が少しずつ進んで、難しいなと感じることもあったりします。楽しく作って動かすだけではなく、ミッション(ロボット競技)に挑戦する機会も増えてきます。

ミッション成功に至るには、その過程で多くの失敗を重ねることになり、また「できた、できなかった」「勝った、負けた」のような結果を、嫌でも突き付けられることにもなります。
そういう意味では、何度も何度も反復練習をして、試合で勝ったり負けたりするような運動系の習い事要素も、少しあるかもしれません。

実際に、こんなことがありました。
スタンダード1クラスで取り組んだ『球入れ競技』、ロボットにボールをのせて、容器に近づきシュートするのですが、カーブと距離をうまく合わせるのに、数字を何度も変えないといけません。何回やってもなかなか上手くいかないので、目に涙を溜め、耳をおさえて周囲の声(アドバイス)をシャットアウトして、それでもあきらめずに頑張っている子がいました。

また、スタンダード2クラスで取り組んだ『トレース&キャッチ』、これもボールを運び入れる競技ですが、容器が小さく、たまたま1回できても、成功がなかなか続きません。そのうち、挑戦する事自体が怖くなってきて、テーブルの下に隠れてしまって・・・結果、この競技は途中で放棄してしまったという子がいました。

一方で、固唾をのんで祈るようにロボットの動きを見守り、ミッションが上手くいった時には、飛び跳ねて喜んだり、といった場面もよく見かけます。

喜怒哀楽、いろいろな感情を経験しながら、自分の気持ちも(ロボットも)うまくコントロールできるようになっていくのかなと思います。