無線でロボットを遠隔操作

プログラボ野田阪神の岡田です。

アドバンスト1では、先週より、遠隔で操作するロボット制作に取り組んでいます。

普段の授業では、プログラムをロボットの頭脳部分である「インテリジェントブロック」というコンピュータにダウンロードして動かしています。
このように、予め用意したプログラムで動かすロボットを自律型ロボットと呼びます。

これに対し、今回の遠隔操作では、2つのインテリジェントブロックを無線でつなぎ、1つは操縦用リモコン、もう1つはロボットの頭脳部分として使用します。

最初にラジコンカーのように動かせるプログラムを作成しました。
押したボタンの方向にロボットが動くと、「すごい!楽しい!」と生徒たちのテンションが一気に上がりました!みんなの操作により、教室中をロボットが走り回ります。
先週は、椅子でコースを作り、カーレースで盛り上がりました!


そして、今週はものを掴めるようにロボットにアームを追加しました。
リモコン側にはタッチセンサーを取り付け、アームが開閉するようにプログラムを作成。

制限時間内にいくつ紙コップを陣地に運べるか、チームで対戦しました。
掴むときにアームを閉じる分、紙コップとの距離を考えながら慎重にロボットを動かします。集中力とロボットに向ける真剣な眼差しに圧倒されました。。

ゲームが楽しくなるよう、みんなでルールを工夫できたのが素晴らしかったです。
今回学んだことを、社会に役立つロボット作りのヒントにしてもらいたいなと思いました。