プログラムの基本、「ループ」を学ぼう!

プログラボ野田阪神の岡田です。

今週のスタンダード1では、ループブロックを使ってロボットを動かしました。

ループとは、プログラムの基本となる考え方で、「繰り返し」という意味です。
同じことを繰り返すプログラムを考える時、順番通りに作ろうとすると、同じプログラムをいくつも用意しなければならず、効率が良くありません。
そこで、ループブロックを使うと、最小の手間で作ることができ、繰り返し実行することができます。

上の図は、モーターが1回転したあと「Hello」という音が鳴るのを繰り返すプログラムです。


授業では、まず先生から、車型のロボットを30秒間動かし続けるプログラムを作るというミッションが与えられました。
生徒たちは「ええ…できるかな」と不安がっていましたが、今まで学んだことを思い出し、プログラムを何度も試していました。モーターの動かすモードを秒数に変えたり、プログラミングブロックを複数繋げるなど、生徒によって作り方は様々で、アイデアをたくさん出してくれたことが嬉しかったです!
全員がヒントなしでミッションを達成できました✨

その後、「ループブロックを使うと、効率よく作成できる」という説明があり、その時に何人かが「あ!」と思い出した表情に変わりました。実はビギナーの授業で何度か使っているので、すでに知っている生徒が数名いました。
また、今回新しく、ループを終了する条件を決められるということを学び、最初のミッションをループブロックで作り、動きを試しました。

授業後半では、ジグザグに走行したり、複数の音を順番に鳴らすプログラムを作り、自由にロボットを動かしました。


プログラムの基本である「ループ」は、これから多くの場面で登場するので、今回の学びをどんどん活かしてもらいたいです!