生徒作品展示会「プログラボワンダーランド」を開催しました!

プログラボ野田阪神の岡田です。

今回は、12月に野田阪神校で開催した展示会、「プログラボワンダーランド」の様子をお伝えします!
教室には「遊園地」をテーマに、アドバンスト2以上の生徒が制作したロボットや、Scratchのゲームなど、およそ20作品が並びました。開催期間中、教室に通っている生徒たちがたくさん来てくれて、とても盛り上がりました✨

教室の入口で消毒をしたら、「ようこそくん」というロボットがお出迎え!小人が揺れながら歓迎してくれている様子に癒されます。
先へ進むとロボット作品が展示されています。センサーを押すと動く仕組みを取り入れるなど、工夫が施されていて、みんな楽しそうに動かしていました!



Scratchのゲームに、生徒たちも保護者の方も夢中に❕
種類がたくさんあるので、お気に入りのゲームを見つけて何度も挑戦したり、家族で協力しながらクリアを目指したり、とっても楽しそうでした♪



射的や戦車ロボットを操縦するコーナー、電車のシミュレーションゲームもありました。どの作品も大人気で、みんなで交代しながら何度も遊んでいました!


遊びに来てくれた生徒たちが、「めっちゃ楽しかった!」「クラスが上がったら、こういうゲームを作りたい!」と話してくれました。ニコニコの笑顔で過ごしてくれて嬉しかったです😊


アドバンスト2以上の生徒はこの展示会に向けて、10月から制作に取り組んできました。まず、どのようなゲームやロボットを作るかを考え、ゴールまでの計画を立てます。制作中、想定外のトラブルなどが起こったり、順調に進まないこともありましたが、試行錯誤を重ねて、無事完成させることができました。

また、ゲームのルールや作品の工夫点などを紹介する展示物も制作しました。表現方法も様々で、パネルや動画、コマ撮りアニメでストーリーを作っている生徒もいて、それぞれの個性が発揮されていました✨

たくさんの学びを取り入れ、自分の作品を楽しんでもらえるように工夫を凝らして、これからも様々な制作にチャレンジしてもらいたいなと思っています。


制限時間内でクリアを目指そう~ドキドキタイマーゲーム~

プログラボ野田阪神の岡田です。

10月のアドバンスト1では、みんなで楽しめるゲームをテーマに、実際に遊べるおもちゃを作りました。今回はタイマーの機能を使った作品をご紹介します。

モグラたたきなど、制限時間のあるゲームで遊んでいて、残り時間が少なくなると焦ったり緊張した…という経験は多くの人が持っていると思います。でも、これこそがゲームの醍醐味で、盛り上がる部分でもありますよね。

授業では、制限時間内にパズルを完成させる「タイマートイ」を作りました。枠の中にきれいに収まるようにレゴパーツを並べる、というシンプルなルールです。しかし、時間内に完成できなかった場合、枠がひっくり返りパーツも散乱するので、緊張感をもって取り組む必要があります…。

ゲームで楽しんでいる様子をこちらの動画でご覧いただけます!

このロボットの作者は、本来3つある枠を5つに増やす、パーツの形を複雑にするなど、より楽しく遊べるように工夫していました。
動画を見ていてもハラハラしますし、枠がひっくり返ったときはびっくりしますね。実際に遊んでみると、せっかく並べたパーツが大胆に散らかるので、クリアできなかったときは、かなり悔しかったです。でも、リベンジしたい気持ちが湧いて、何度も挑戦したくなる楽しいゲームです♪


そして、ゲーム制作と同時に、製品を紹介する商品開発シートも作成しました。

自分が入れたい要素だけではなく、どのようにしたらたくさんの人に楽しんでもらえるかを考え、製品に取り入れることが出来ました。
アドバンスト2以上で取り組む自由制作では、このようにユーザーの視点に立ったものづくりがより大切になります。生徒たちには、このことを意識しながら、これからも楽しいロボット作品やゲームを作ってもらいたいなと思います。

Mモーターを使ったロボット作品集

プログラボ野田阪神の岡田です。

9月のビギナーでは、Mモーターを使ったロボット制作に取り組んでいます。
これまで使っていたLモーターとは大きさや形が異なるので、 まずは生徒と一緒に特徴を確認しました。「形が四角い」、「Lモーターより小さい」などたくさんの意見を出してくれました。また、LモーターとMモーターを同じパワーで同時に動かす実験では、Mモーターのほうが少しだけ速く回ることが分かりました。


ここからは授業で組み立てた生徒たちのロボット作品をご紹介します✨

まずは、プロペラ飛行機です。

真ん中の大きな歯車が隣り合う歯車に動きを伝え、両端のプロペラが回ります。操縦席を作ったりして、改造を楽しみました。


続いて、Mモーターカーです。

運転席を作ったり、レゴパーツの羽を装着させるなど、個性豊かなMモーターカーが完成しました!
より速く走れるように、使っている歯車の組み合わせを変えました。颯爽と駆け抜けるオリジナルカーにみんな大喜びでした✨


最後はピョンピョンうさぎです。

ビギナーの中では難易度の高い組み立てでしたが、最後まで集中して取り組めました。
カム機構という、回転運動(モーターのようにぐるぐると回る動き)を往復運動(ワイパーのように行き来する動き)に変える仕組みを使い、うさぎが上下にジャンプする様子を表しています。ちょうどお月見の時期だったので、月見団子に見立てたピンポン玉をゴールまで運ぶゲームで盛り上がりました!


MモーターはLモーターに比べてサイズが小さいので、ロボットをコンパクトに作ることが出来ます。また、モノをつかむためのアームなど、ロボットの一部分の仕組みとしても活躍します。ビギナーでは引き続きMモーターを使って、 様々なロボットを作ります!お楽しみに♪

白熱した教室内競技会!

プログラボ野田阪神の岡田です。

今週、スタンダード2では「プログラボカップ ベーシック部門」の教室内競技会を実施しました。プログラボカップとは、プログラボ独自のロボットコンテストで、毎年夏に開催しています。様々な部門があり、初級であるベーシック部門はスタンダード2の生徒が挑戦します。
7月の授業から、生徒たちは競技会に向けて、ペアでミッションに取り組んできました。今回は本番の様子をお伝えします!
なお、以前の記事で、取り組みの様子をご紹介しているので、ぜひご覧ください!


競技内容として、気候に関することがテーマに設定されています。ベーシック部門では、集中豪雨を予測する気象レーダーを設置することが大きなミッションです。
まず、ロボットが「START&FINISHエリア」を出発し、下図の赤丸にある気象レーダーを運び出します。その後、青丸の設置エリアに運び入れ、出発した場所まで戻ってきます。

さらに、サプライズールという、本番当日に発表される追加ルールもあります。気象レーダーが観測したデータを受信できるように、ネットワークを起動させます。左上の4つの色があるエリアで、赤い場所にあるブロックを、緑まで移動させる、というミッションです。

それぞれのミッションに得点が設けられ、獲得した点数の合計で順位が決まります。野田阪神校では、合計点によって金賞・銀賞の授与がありました。

本番の日、教室に来た1人の生徒が「今日競技会やんな!」と声をかけてくれました。気合を入れて来てくれたことが伝わってきました!
授業時間となり、スケジュールやサプライズルールなどの説明のあと、早速練習が始まりました。ペアでしっかり話し合いながらロボットの動きを作っていました。
いつもの授業とは違い、限られた時間内で調整をする必要があります。「残り何分です!」という声がかかるたび、緊張は高まりましたが、最後まで落ち着いて取り組めていました。

30分間の練習が終わり、1回目の本番を行いました。その後、15分間練習をして、2回目の本番を行いました。1ペアずつロボットを動かし、生徒全員でロボットの動きを見守ります。成功を祈るような気持ちで見ている生徒もいて、 普段の授業とは違う、競技会ならではの雰囲気を感じました。 また、相手ペアのロボットを応援している姿も素晴らしかったです。気象レーダーを設置できたり、ロボットがゴールした瞬間にお互いに拍手を送っていて、私も嬉しく思いました。


これまでの成果が発揮され、全てのペアが金賞を受賞しました。おめでとうございます✨本当によく頑張りました!

ペア活動や長期間にわたるロボットミッションの取り組み、競技会への参加など、初めての経験が多かったですが、前向きにチャレンジできたことが良かったです!試行錯誤を重ね、最後までやり抜く力を身に付けることも出来ました。クラスの仲もさらに深まり、これからも一緒に学べることが楽しみです♪

野田阪神校・上本町校合同競技会「プログラボカップ2021」を開催!~スタンダード2 編~


プログラボ野田阪神の岡田です。

7月31日(土)、8月1日(日)に開催した、野田阪神校と上本町校による合同競技会「プログラボカップ2021」の様子をお伝えします!

この競技会は、野田阪神校上本町校に在籍する、スタンダード2・アドバンスト1の生徒を対象に、初対面の人とペアを組み、その日に発表されるミッションに取り組むという内容で開催しました。

プログラボでは、様々な独自のイベントを通して、同じ教室の仲間だけでなく、他教室の生徒とも交流を深めてきました。しかし、現在は新型コロナウイルスの影響により、そのような機会を持つことが難しくなっています。ただ、プログラボで共に頑張っている仲間との交流は、新たな視点を得られるなど、価値のある経験になると私たちは考えており、生徒の皆さんに有意義な時間を過ごしてほしい、という想いを持っていました。そして、感染症対策を徹底したうえで、近隣校同士で実施する運びとなりました。

今回は2回の投稿に分けてお伝えします!まずは、31日(土)に実施したスタンダード2からです!

野田阪神校を会場に使用しましたが、競技会用に教室の机の配置などを変更しました。初めて来る場所に上本町校の生徒はワクワクしている一方、野田阪神校の生徒は授業の時とは違う教室の雰囲気に、緊張した様子でした。

ペアで並んで着席してもらい、いよいよスタートです!
まずは、2種類のペア活動から始めました。1つは自己紹介。お互いに1分間ずつ自分のことを紹介しましたが、その際に「呼び名」も決めてもらいました。相手のことを名前で呼ぶことで、仲も深まりますね。
もう1つはチーム名決め。1人ずつ好きな色を選び、その色から連想できるものを思いつく限り書き出します。その中から言葉を選び、ペア同士で組み合わせてチーム名を考えました。「どの言葉使いたい?」「(相手の)これと(自分の)これを組み合わせたら面白い!」などと話しながら、少しずつ打ち解け合ってきました😊

そして、いよいよ競技です!
スタンダード2の生徒たちは「ボールシュート競技」にチャレンジしました。ロボットがコースを一周しながら、途中にあるボールをシュートして、ゴールに向かうというルールです。競技後には賞状の授与があり、本番でのミッションの成功数によって金賞・銀賞が決まります。

ミッションを達成できるよう、 練習時間中にロボットを仕上げます。ペアで1台のロボットを完成させるので、ロボット作り担当プログラム担当など役割を決めて進めることが大切です。

最初は黙々とそれぞれの担当に取り掛かっていましたが、「ロボットに、シュートするパーツをつけたけど、これでどう?」、「回転数(ロボットの動く長さ)を少なくしよう」など、だんだんとペアで声を掛け合えるようになってきました。

ロボットが完成し、2人で協力しながらプログラムを作っています。

色んな動きを試しながら何度もチャレンジしています。
見事シュートが決まったときは、拍手が起こりました!!

この競技会では、2回本番を行いました。35分間の練習を終えた後に1回目を実施。さらに15分間練習をしてから、2回目を行いました。

迎えた2回目の本番、会場にいる全員がロボットの動き見守りました。緊張する瞬間もありましたが、みんなの頑張りが結果として表れ、全てのペアが金賞に輝きました✨

競技が終わり、ホッとした表情でお互いのペアと仲良く話す姿を見て、とても嬉しい気持ちになりました。みんな自身がしっかり考えながらも、相手の意見を尊重できたから、初対面同士でも協力して取り組めたんだと思います。この力は将来必ず役立つので、これからも大切に持っていてくださいね。

次回の記事では、アドバンスト1の様子をお伝えします!