子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
『夏はロボット競技会の季節です!』ということで、前回、スタンダード2以上のクラス(学年で言うと小学3年生くらいから上)の子どもたちがロボット競技に取り組んでいることをご紹介しました。
この競技にもつながる、直進・右折・左折・バック・・・といった【ロボットの移動】のプログラムを、スタンダード1クラスでも学び始めました。
以前の授業で『シングルモーターカー』にステアリング(≒ハンドル)を付け、これを小さいモーターで左右に回すことでジグザグ走行をしましたが、今回は、左右のタイヤに別々のモーターをつなげ、「片方は前進、片方はバック」というように動きを変えて、ロボットがその場でくるっと回転するような仕組みの動かし方をします。
これでより正確に、スムーズに移動ができます。
今回は「ロボットで買い物のおつかい♪」をテーマに、コースを使ったチャレンジに挑戦しました。(最近のキャッシュレス化を意識して紹介の動画には、○○ペイ みたいな音を付けてみました!)
これまでのビギナークラスやスタンダード1前半のカリキュラムは、どちらかというと、「楽しく、自由に」という印象が強いですが、スタンダード1の8月・9月は少し競技を意識するようなものになっています。
”自由な動き”というよりは”正確な動き”を、”自由な改造”というよりは”目的に合った改造”を目指します。そういう意味でもちょっとレベルアップした感じです。
ところで、ある生徒さんがゆっくりゆっくり方向転換するように、プログラミングをしていました。
正確に安定して曲がるには、あまりスピードを出しすぎない方がいいので、それでいいのですが・・・理由を聞いてみたところ、
「(祇園祭の)辻まわしみたいにした方がいいから」
だそうです。
祇園祭大好き1年生、流石です!(この子の作品『月鉾』を、もう一度ご紹介しましょう!)