実際の技術から、サポカーを学ぶ

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。

この日のスタンダード2クラスの授業は、 サポカー・セーフティーカーがテーマです。
前の障害物や、前の車との距離を測りながら、スピードを抑制するプログラムで、「ぶつからない車」「飛び出さない車」を模擬的に再現しました。
(→上本町校の授業の様子も、こちらのブログでご紹介しています。

北大路校では『トヨタのサポカー』を例に、「レーダークルーズコントロール」や「インテリジェントクリアランスソナー」などを紹介した動画を見ながら、実際の技術についても学びました。
すると、ある生徒さんが話をしてくれました。

今年は新型コロナの影響もあって、学校からの工場見学ができなくなってしまったので、代わりにトヨタのエンジニア の方(?)が学校に来られたそうです。最新の安全技術についてもお話ししてくださったそうです。

今回のように、(偶然ですが)事前に勉強したテーマだったり、自分が興味のあるテーマだったり、身近に触れる機会のあるテーマだったりすると、普通にプログラムをしてロボットを動かす以上に学ぶこと、感じることが多いと思います。

具体的にイメージできるような話をしたりして、 単にプログラミングにとどまらない、より深い学びにつながるよう、(私だけでなくプログラボの先生方それぞれが)いろんな工夫をしています。
後に「あの授業を受けたから、こんな将来の夢ができた」「実際にこんな仕事に就いた」・・・というような話が聞けるようになるといいな、とちょっとだけ期待してしまいます。

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ベルトコンベアのミニ改造

子供向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
10月のスタンダード2クラスのテーマは『ブロック工場』です。

ブロック工場は、ブロックでできた荷物を ベルトコンベアに流して、色によって荷物を仕分けできるシステムを作ります。
3回の授業で少しずつブロック工場が完成していきます。(最終的にはこんな感じになります。) 今回は1回目、ベルトコンベア部分を作りました。

ベルトコンベアを作成し、基本的な動きがプログラミングでできるようになったら、ミニ改造をして、各々楽しみました。

【作品1】
ベルトコンベアの上を人形が流れてきます。ベルトコンベアの上部に付けた「スキャナー?」で何かを調べているそうです。
よく考えると、かなりシュールです。

【作品2】
ベルトコンベアで回ってくるおすしを、こぼれ落ちる前にベルトコンベアに戻すゲームです。
手元にいる人形のおじさんはお客さんなんでしょうか?

【作品3】
ベルトコンベアを縦に持って、エスカレーターを表現しました。時間内に何回乗れるか数えていましたが、そういうゲームなんでしょうか?

大人が見ると、???というような改造でも、子どもたちは喜々として、盛り上がったりしています。逆に、大人が「おもしろい!」と思う改造をアドバイスしても、全然乗ってこないことも多々あります。

まずは、子どもたち自身の「どうしたいのか」を実現する手伝いができればいいのかなと。
ですが、子どもたちが興味を持てるような上手なアドバイスを、もっとできるようになれればなと、思う日々です。

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「ブロック工場」登場!

プログラボ上本町の平沙です。

スタンダード2コースのクラスでは今月レゴブロックを運搬する「ブロック工場」を作り、プログラミングしました。

ベルトコンベアは空港で荷物を運ぶ時や、みんな大好きな回転寿司の寿司コンベア等、身の回りで色んなところに使われていますね。

カラーセンサーで色レゴブロックを仕分けします。こちらの工場は仕分けされたブロックが入る部分が作られていますね。

他にも暖簾のような部品をつけたり色んなベルトコンベアの工夫をしました。ブロックが流れ込まれていく様子がより工場らしかったです。

今週は仕上げのブロック供給ユニットを作成!たまったブロックを自動で流してくれます!ブロックを持ち上げる部分は「カム機構」といって回転運動を往復運動にかえる仕組みが使われています。ここでは黒いレゴパーツが回転して赤い部分を押し上げていますね。

最後はみんなで作ったブロック工場をつなげてみました! とても長いブロック工場が完成! 高い部分からブロックがどんどん流れていきます。仕分け用のリフトアームは通過したことを知らせてくれるアラートに変わりました。

最近の工場では床が自動で動いてくれるコンベアができたり、日々技術は進歩しているようですね。

☆特別動画☆

プログラボあるある その① 

教室でよくある出来事を動画にしてみました。スタンダード1以上のプログラボ生なら一度は経験したハズ!

「扇風機」に興味津々☆

子供向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
スタンダード2クラスでは、前半はしばらくロボット競技に挑戦するような授業が続いてきました。いよいよ今日から後半、少し雰囲気が変わって「せんぷう機」を作ってプログラミングしました。

最初に、扇風機にも使われている歯車について学んだあと、扇風機を組み立てました。
だんだん組み立てあがっていく扇風機・・・組み立てながら扇風機のどこを作っているのか、どんなふうに動くのか、想像が進んで、「分かった!ここで首を振るんだ!」とか、「絶対、羽はここにつくはず」とか、盛り上がっていました。

扇風機が出来上がったら、まずは、普通にモーターを動かしてみます。羽が回って、弱いながらも風が起こると、さらに気分が↑↑上がります。

組み立てができたら、チャレンジ問題に取り組みました。チャレンジ問題は、問題を解いていくと、少しずつ扇風機っぽい動きになるようになっています。
ボタン(タッチセンサー)を押したら扇風機が回りだすようにプログラミングできると、「本物みたい!」と声を上げます!「チャレンジ問題がさらに進むともっと本物っぽくなっていくよ」とアドバイスすると、早く先に進みたいと、興奮気味になっていました。

ロボット競技に燃えるタイプの生徒さんもいますが、ロボット競技よりも身の回りの機械の仕組みに興味を持ったり、おもちゃの開発みたいなものに熱中したりする生徒さんもいます。
自分がどんなものに興味があるのか、見つけるのは大人でも難しいですが、少しでも考えるきっかけになればいいのかなと、思いながらの授業でした。

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ベーシック競技:ロボットとアームとプログラムのアイデア

子供向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
アドバンスト1の生徒さんが「ミドル競技」 という競技に挑戦する様子をブログでご紹介していましたが、スタンダード2のコースでも授業で「ベーシック競技」に挑戦しています。

テーマは「ゲリラ豪雨」。ゲリラ豪雨を予測できる最新の気象レーダーを工場から設置エリアへ運搬する、ロボット競技です。

レーダーの上部はボールになっており、落とさないようにそーっと運ぶ必要があります。
アームの形はどうするか?、どんな動きで運搬するか?・・・各チームのアイデア次第で、差が出る部分です。

ということで、そのアイデアにスポットを当てて、ご紹介したいと思います。

【絶対まけるぞチーム】
コンパクトなロボットに大きめのアームを付け、モーターでアームを動かして、気象レーダーをつかみます。
気象レーダーをつかんだら、180度反転して設置エリアまで運搬します。

【クワガタ号】
見るからにクワガタといったフォルムのロボット、アームは動きません。ゆっくり回転してアームの中に気象レーダーを抱えて、ゆっくり押しながら設置エリアまで運びます。
設置エリアに運ぶ時、カラーセンサーでコートに引かれた黒い線を伝って進む「ライントレース」というプログラミングの作戦を使っています。

【25cm×25cm号】
オリジナルの幅広ロボットに、モーターで動くアームを付けました。アームは正面ではなく少しずれた位置に付いていますので、気象レーダーをつかむ時に、少し方向を整える動きが独特です。
気象レーダーを運搬する時は、うまくバックして引っ張っていきます。

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