toio(トイオ)であそぼう

プログラボの若田です。教室のカリキュラムではまだ直接取り入れてはいませんが、他のロボットには無い面白さがあるので紹介します。SONYのtoio(トイオ)です。まずは簡単に紹介している動画を見てください。

toio自体は以前から販売されていたのですが、ロボットの部分であるコアキューブだけで買えるようになりました。このコアキューブはScratch3.0ベースのプログラミング環境でプログラムをして動作させることができます。

プログラムで動かすことができるだけでも面白いのですが、toioには底面にセンサーが付いていて、特殊なパターンが読み込めるようになっています。専用のプレイマットやカードにはこんな感じの点々パターンが描かれていて、これでコアキューブがマットの上のどの位置にいるのかや、何のカードを読み込んだか分かるようになっています。

細かい点々がたくさん

このtoioコアキューブの特性を利用して簡単なゲームを作ってみました。コアキューブにレゴブロックを取り付けてブタに見立てています。パソコンのカーソルキーを使って操作するゲームです。動画で説明していますので見てください。

Scratchのプログラムブロックには、toio専用のものがたくさんあります。プレイマットでは、列、行を指定して目的のマスに移動させたり、コアキューブが置かれている位置を調べることもできます。またコアキューブが向いている方向も分かるので、手で置き場所を変えてもコアキューブの位置と向きを調べることができます。

また今回は使いませんでしたが、カードの方は数字、アルファベット、記号のパターンをコアキューブで認識することができるので、もっと違ったゲームのアイデアも浮かびそうです。

今回作ったプログラムファイルはこちらからダウンロードできます。
Scratchファイル
細かい不具合はあるかもしれませんが、何か作ってみたい方は参考にしてくださいね。