豊中市共催オンライン講座「はじめてのロボット作りに挑戦」

7月23日と8月13日に、大阪府豊中市と共催で、オンライン講座「はじめてのロボット作りに挑戦」を開催しました。

教材は「ユカイな生きものロボットキット」。ビデオ会議システムを使って、家にいながらロボット作りを体験できるというイベントです。豊中市のホームページなどで告知をしたところ、定員を大幅に上回るたくさんの応募をいただきました(抽選に外れてしまった方、本当にすみません)。

集合時刻になると、参加する子どもたちが続々と集まってきます。最初は教室の映像が届いているかひとりひとり確認していきます。「先生の声が聞こえてたら手を振ってね。今日はよろしくね」。緊張していた子どもたちも先生の声掛けでちょっとリラックス。そしていよいよ、講座がスタート。

はじめに電池ケース、スイッチ、モーターをコードで慎重につないでいきます。モーターに結束バンドをつないで、スイッチを入れると・・・・

「回った!すごい!」画面の向こうからうれしそうな声が聞こえてきます。

「うまく動いたかな?じゃあ、この仕組みを使って、どんな生きものが作れるか考えてみよう。好きな動物でもいいし、今までみたことない生きものでももちろんいいよ」

ここからは、5人ずつの部屋に分かれてロボット作りをしていきます。各部屋にいる先生が、一人ひとりに優しくアドバイス。「何作るか決まった?いいね。それでいこう」「うまく回らないときは、モーターの位置を変えてみよう」「それすごく面白いね!その調子で作ってみよう」。

アイデアについて先生に相談したり、作業で困ったことがあるときはおうちの人にも手伝ってもらいながら、子どもたちは真剣に製作を続けていきます。そして・・・

1時間後・・・

「みんなどんなの作った?よかったら画面に向けて見せてね」

きらきら光る生きものや、動物や虫を再現したもの、面白い動きをするロボットなど、 個性的なロボットが大集合しました。

終了後のアンケートでは、

・自分の作りたいものが作れて楽しかった
・ロボットやプログラミングに興味が出てもっとやりたくなった
・試行錯誤を通じて子どもの成長を感じられた

など、たくさんの感想をいただきました。

最後は画面に向かってみんなで手をふりました

モーターの動く仕組みを体感したり、うまく歩かせるために重心を意識したり、試行錯誤を通じて楽しみながら学べる機会になりました。

みんなに作ってもらった作品は、今後プログラボや豊中市のサイトでも紹介させていただきます。

豊中市共催のオンライン講座、次回は9月22日に開催予定です。対象は豊中市在住の年長さん以上。詳細は以下の豊中市のウェブサイトからご確認ください。

https://www.city.toyonaka.osaka.jp/miryoku/kagayaku/taikenrobot.html

今回使用した「ユカイな生きものロボットキット」についてはこちらもご覧ください。

https://kurikit.ux-xu.com/robotkit/