いよいよ競技初日を迎えました。
ブレシアフォーラムに到着するとすぐ、世界各国から集まったチームとそれぞれに会場入りします。会場の雰囲気が練習日以上に国際色豊かな活気に満ちあふれており、競技ブースに向かうなかでこの場所に立てることを嬉しく思いました。
9ヶ月の活動が試される瞬間
今大会の出場が決まってから、チームは日々練習を重ねてきました。ロボットの設計からプログラミング、そして戦略の立て方まで、一つ一つ丁寧に積み重ねてきた成果を試す時です。
この日は追加のサプライズルールが発表されます。
チームを代表して島さんが英語での説明を集中して聞き取り、新しいルールをしっかりと頭に入れます。その後、5分間だけコーチとの接触が認められる時間があり、全員が真剣な表情でミッションについて話し合い作戦を練りました。

競技本番、思わぬアクシデント
競技は調整時間、ロボットの車検(規定確認)、そして本番走行の流れを合計4回行います。
カウントダウンの会場アナウンスとともに、各チームが一斉に調整に取りかかります。
ところが、神器アルパカのロボットは練習日のようなスムーズな動きが見られないどころか、普段よりも低い得点しか取れない状況に・・・
どうやら途中から原因不明の不具合が発生し、ロボットが思うように動かない様子です。車体のバランスが安定せず得点も伸び悩み、焦りと不安がつのります。モーターの不具合を疑い、予備と交換するも改善しません。
もしこのまま原因不明で修復できなければ、無得点のまま終わってしまうことも考えられます。それでもあきらめずに不具合となっている箇所を探し続け、最後の競技開始5分前にようやく原因が判明。急いで修理を行い、最後のチャンスに賭けました。
初日の結果と明日の展望
この日の結果は、54チーム中37位でした。
思い描いていた結果とは異なり悔しい思いもありますが、原因不明のトラブルに直面した際、最後まで問題解決に取り組んだこと戦い抜いたことは、今後の活動にとって教訓になるとともに大きな学びでもありました。
明日の競技では今日の反省を活かし、さらにレベルアップした姿を見せたいと思います。
応援よろしくお願いします!