PLCに挑戦3☆動きをつなげてみるよ☆

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボのブログ担当です!

プログラボ独自のロボットコンテスト【プログラボカップ(PLC)ミドル競技】に挑戦中の“ロボットくん”、いよいよプログラミングを本格的に始めた様子です。


まずはスタートしてマーカーを見つけに行くところ、
ロボットくんの作戦は、なるべく動きが止まる箇所を少なくして、スムーズな移動を心がけるとのこと。
そして、マーカーは1列目(手前)か2列目(奥)のどちらかに必ずあるので、どちらか一方だけあるかないか調べればいいようです。

次に、いよいよカメを捕獲に行きます。
ここの動きがなぜか(環境条件によって?)安定しないので、少しスピードを抑えて慎重に進むことにしました。
カメの捕獲の動きは前に作ってありますが、実際に回数を繰り返しやってみると、失敗することも多く、改造やプログラミングで微調整を繰り返していました。

持ち上げたカメを捕獲機に入れたら、それを運びます。
どうやってカメと捕獲機を一緒に運ぶのか、いろいろ考えたみたいですが、ロボットくんが選択したのは、捕獲機に入れたカメをつかんだ状態で、そのまま引いたり押したりして持って行く方法でした。

そしていよいよゴールのパート、
せっかくのここまでの成功が、ゴールがブレると水の泡になってしまいますので、一旦ライントレース(黒い線に沿って移動する)をして、体勢を整えた上で、ゴールを目指します!


という感じで、一応、全体の動きがうまくつながりました。
こうやってまとめて紹介するとすごくスムーズにできたようですが、何度も何度も失敗を重ね、その度に数字を調整したり、場合によっては作戦そのものを変えたり、あるいはロボットの形状を変えたり、成功確率を上げるための工夫をたくさんしています。

さあ、いよいよ次回は競技の様子をご紹介できるかと思います。
乞うご期待♪(つづく)

PLCに挑戦2☆ルールと動きを確認☆

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボのブログ担当です!

前回のブログで、プログラボ独自のロボットコンテスト【プログラボカップ(PLC)ミドル競技】に挑戦してくれるお友達“ロボットくん”をご紹介しました。
さて、いよいよ競技に取り組み始めるみたいです・・・ちょっと様子をのぞいてみましょう。


ロボットくん、まずはルールの確認をしているようです。
今回のテーマは『特定外来生物の捕獲』。カメを捕獲機に入れて、運搬するミッションです。

特定外来生物は、もともと日本にいなかった動植物が、飼育や食用などの理由で外国から持ち込まれ、それが日本で増えてしまったみたいですね。それまでの「生態系」を崩してしまうので、捕獲したり駆除したりすることもあるそうです。

具体的な競技内容ですが、マーカーのある方の黒ラインの先に、捕獲したカメ(カミツキガメかな?アカミミガメかな?)を運んでスタート地点に戻ればミッション成功です。


続いて、1つ1つの動きを確認しています。

カメを捕まえないと何も始まりませんが、ただ捕まえるだけでなく、持ち上げないと捕獲機に入れられないので、「つかんで持ち上げる」動きをロボットの仕組みとプログラムで作るところが最大のポイントになりそうです。

簡単に捕まえているようですが、実際には、上手くつかむための調整が行われていました。

次に、「マーカー」の位置を調べる動きです・・・超音波センサーで調べることにしたようです。

最初は前向きに調べようとしていましたが、うまく反応しないことが判明。
ということで、作戦変更で後ろにセンサーをつけることに。


捕まえたカメを捕獲機に入れて運搬するところは、プログラミングを進めながら考えるとのこと。
ということで、いよいよ次回は、プログラミングを本格的に開始することになりそうです。ぜひ楽しみにお待ちください。(つづく

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プログラボカップ(PLC)に挑戦するよ♪

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボのブログ担当です!

プログラボでは独自のロボットコンテスト【プログラボカップ(PLC)】を開催しており、授業の中でもたくさんの生徒たちが取り組んでいます。

さて、今回、アドバンスト1クラスの子どもたちが取り組んでいる【ミドル競技】に挑戦したくれたお友達がいますので、ご紹介します!

ちなみに、この子のお兄さんが、2年前に同じくミドル競技に挑戦しました
その時とは当然ルールは変わっていますが・・・

今回のミドル競技は外来生物の捕獲がテーマで、カメを捕獲機に入れて、決められた場所に運びます。(詳しいルールは次の投稿に回します。)

ここでアクシデント!
腕に超音波センサーを装着していましたが、実験してみたら「マーカー」というオブジェクトを発見できないことが判明しました。
ということで、急きょセンサーを取り外し・・・

こんなふうに、途中でロボットの形状が変わったりするところが、ロボット競技のおもしろさの1つですね。


と、ちょっと変わった形のロボットくんが、競技に挑戦することになりましたが・・・挑戦の結果や、いかに!?(つづく

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アドバンスト1:ミドル競技に挑戦!その結果は・・・

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。

アドバンスト1・2・3といった上級生たちのクラスは、夏のロボット競技大会に向けて4月から準備や実際の取り組みを進めてきました。
北大路校のアドバンスト1クラスではWROという全国規模・世界規模の大会の京都予選会に向けて「ミドル競技」に挑戦し、先日、教室内で競技会を実施しました。
京都予選会に出場・不出場に関わらず授業内で同じルールで取り組みましたので、出場する生徒には中間発表的な意味合いで、出場しない生徒にとってはこれが本番です!

今年のミドル競技・小学生部門、海洋の環境保全がテーマになっており、主なミッションは2つです。
1)船から出される廃棄物を正しいリサイクルエリアに運ぶ
2)浅瀬に迷い込んだクジラを保護エリアに運ぶ

なお、廃棄物とクジラのオブジェクト(ブロック)は、それぞれ4か所のどこに置かれるか、競技直前に抽選で決まるので、どこに置かれても正確に早く運ぶプログラミングが求められます。

昨年取り組んだベーシック競技よりも格段に難しくなっていて、センサーをうまく使ったり、微妙な調整をしたり・・・が求められます。
さらに、プログラミングをよりスムーズに行うためには、運ぶ順番、機構、ロボットの形状などに、どれだけ合理的で建設的なアイデアを出せるかが肝心です。

さて、北大路校で比較的うまくいったチームの様子を動画でご紹介します。

もう1チーム・・・

みんな、口では「競技なんて興味ない!」「どうでもいい!」と強がっているのですが、いざ本番となると緊張するようで、競技中は手を合わせたり握ったりして、結果を見守っていました。(あるいは、見ないように遠くに離れたり・・・)
実際には、抽選結果が有利に働くとか、練習で上手くいっていた箇所なのに本番だけ失敗するとかもあったんですが、それも含めて「ロボット競技」です!

なお、京都予選会に出場するチームの成績が奮わず、出場しないチームの成績が総じて良かったのですが、本番にピークを合わせるアスリートのコンディション調整みたいなことなんでしょうか???

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先生たちは授業の無い週に何をしているのか?3

子ども向けロボットプログラミング教室「プログラボ」ブログ担当です。
4月から3月までの1年間が基本のスケジュールとなるプログラボ、多くの教室で今年度の授業が終了し、今週は来年度の準備などをしています。

とある教室では、来年度のロボット競技についての研究をしています。
普段は子どもたちにアドバイスをする側の先生たちが、生徒役(と先生役)になって、【WROミドル競技】の小学生部門のルールで実際にロボット競技に取り組んでいました。

実はこの競技、全国大会も行われます。
ただ、こちらの教室ではアドバンスト1コースの子どもたちが、大会に出る人も出ない人も授業内でこの競技に挑戦する予定です。

テーマは『海洋生物の保護』です。船から出た廃棄物(ブロック)を船と同じ色のリサイクルエリアに運ぶのと、サンゴ礁の浅瀬に迷い込んだクジラを救出して、観察エリアまで移動させるのが主なミッションです。
なお、廃棄物とクジラの位置はそれぞれ4か所から抽選で決まるので、どこにあるかは事前には分かりません。つまり、どこにあってもクリアできるようにプログラミングしておく必要があります。

どうやって廃棄物を運ぶか、どうやって廃棄物のある船を探すか、どこを通って移動するか。。。ルールを読んで作戦を立てます。
例えば、船の廃棄物を探しに行く際の順番をよく考えないと、タイムロスになってしまいます。実際にやってみると、考えた順番と抽選結果がうまく合うとタイムがすごく早くなり、そういう意味で、運の要素も多分にありそうだということに気付いたり・・・

また、基本的には子どもが自分たちで考えて解決するのですが、子どもたちならどんな作戦を考えそうで、どこにつまずきそうか、その場合どんなアドバイスができるのか、というようなことをシミュレーションしながら取り組みました。(ですので、あえて子ども目線のあまりスムーズではない作戦もやってみました。)

そして、4時間弱の格闘の結果、こんな感じになりました。

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