子供向けロボットプログラミング教室プログラボのブログ担当です。
前のブログで「先生たちは授業の無い週に何をしているのか?」をご紹介しましたが、この日は、ビギナークラスのカリキュラム内容について、勉強会をしました。
『ミッションチャレンジ』という授業で、レンガの上のブロックを落としたり、レンガの向こう側のブロックを倒したり、というようなミッションに挑戦します。
プログラミングよりも、ブロックを落としたり倒したりするアイデアを考え、それをロボットの仕組みとして形にすることがメインの課題です。
この授業、全然アイデアが浮かばず、困ってしまう子供もいます。アイデアが浮かばない時、先生が“答え”を言わずにどうやってアイデアを引き出すか、先生たちもトーク力が求められます。
アイデアは浮かんでも、それがすごく難しい方法だったら・・・それでも子供たちの「やりたい!」に付き合い成功に導く、先生の適応力も重要です。
やりたいことと全然違う方法で、ミッションをクリアできても、あまり意味がありませんので。。。(「別の方法を考えよう!」と促すことも、時にはありますが・・・)
これらのミッションに取り組むのは、年長さんや小学校低学年の子供たち。成功した時、すごく嬉しそうな笑顔を見せてくれます。
失敗から学ぶことも多いので、過剰なサポートは控えるようにしていますが、何度やってもどうしても上手くいかない時、ちょっとだけブロックの位置やロボットの向きを整えて、成功に導く「気遣い」も、たまにはいいかな・・・そんなことを考えてしまいました。