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ヘリコプターいろいろ

9月、スタンダード2では、ヘリコプターを作りました。
基本の構造はみんな共通で、あとは、プロペラを工夫したり、操縦席を作ったり、ミサイルを付けたり・・・自分の好きなヘリコプターの形に改造していきます。
上の写真は小学6年生の作品で、ヘリコプターの写真を見ながら作っていましたが、さすが高学年!かなりの完成度・再現度です。

次の作品は、小学3年生のものです。
歯車をつなげて回すのが好きなようで、楽しそうに制作していました。
ミサイルを付け、ミサイル音が出るプログラムもこだわりの作品です。

歯車たくさんのヘリコプター

3番目は、輸送機のイメージです。
今年の4月に入会したばかりの小学4年生で、プログラムはまだ少し自信がないみたいですが、ロボットを作るのはとても得意です。
8月のWROベーシック競技 大阪大会に出場した際も、ロボット担当としてチームのロボットを作ってくれました。

輸送機型ヘリコプター

4番目の作品は、小学3年生の女の子のものです。
実は8月の授業で、動画による発表資料の作り方を勉強したのですが、それがとても楽しかったようで、授業後に、自主的に動画を作ってくれました。作った動画をそのままご紹介します。

ヘリコプターの発表動画

正直言うと、設計図無しでロボットを作るのがあまり得意じゃない生徒さんもいるのですが、それでも心配するほどではなく、みんな自分なりのヘリコプターを作って、動かして、とても楽しそうでした。

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想像力を刺激する

先日、無料体験会を開催した際、付き添いで来られていた保護者の方からお話を少しおうかがいできました。

実は少し前、小学生の弟さんが体験されたそうで、体験会の導入に火星や宇宙の話をするなど、想像力を刺激するような内容が興味深く、それで、今回、中学生のお兄さんも体験に来て下さったそうです。

普段の授業でも、ロボット制作やプログラムだけを教えるのではなく、同じような仕組みや技術が実際に使われている場面を導入に紹介したり、というようなカリキュラムになっており、また、それをどのように、子供たちが興味を持つよう伝えるか、各教室でそれぞれ工夫しています。教室の”色”が出る部分でもあります。

とはいえ、例えば「宇宙の話」に興味を持つ子もいれば、まったく興味が無い子もいて、なかなか難しいのですが・・・

ちなみに、体験会の様子はこんな感じです。(ちょっと人数多めの体験会の様子ですが参考に。)

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WRO Football 講習会

WRO( World Robot Olympiad )には、ロボットで決められたミッションをこなすレギュラーカテゴリー(ミドル、エキスパート競技など)、毎年のテーマにそって社会の問題をロボットで解決する方法をプレゼンするオープンカテゴリー、そしてロボットを使ってサッカーを行う、フットボール競技があります。(他にも競技カテゴリーはあります)

プログラボでも昨年、今年と、このWRO Football競技に参加しており、今年は西日本大会にてプログラボのチームが準優勝と3位に入賞しました。すごい!Football競技の特徴は対戦型の競技であり、ボールやロボットの位置が常に変化する中で、センサーから得られた値を使ってロボットが最適な動作をできるようなプログラムをしなければなりません。
ロボットは自分達が作ったプログラム通りにしか動かないのですが、試合になると選手も観客もついつい声を張り上げて応援してしまう、とっても熱くなる競技です。(観ているだけでもハラハラドキドキで疲れますよ)

WRO Football競技をもっとたくさんの子供たちに興味をもってもらい、その取り組みの中で新たな学びを得て欲しいですし、なによりFootball競技人口を増やして大会をもっと盛り上げたい!と言うことで、2019年9月23日に 帝塚山中学校・高等学校 の 八尋 先生の指導のもと、WRO Football 講習会を開催しました。

Football競技では赤外線を発するボールを使用し、赤外線センサーを使ってそのボールの位置を把握し、ロボットで追いかけゴールを狙います。また相手ゴールへ向かうために、東西南北の方角を計測できるコンパスセンサーを使用します。なんでもかんでもボールを追いかけてしまうとオウンゴールを連発することになってしまいますからね。他にもカラーセンサー、超音波センサーなど、チームの戦略によって様々なセンサーを組み合わせてロボットを制作します。ここがまたやりこみ要素があって面白いところ。

今回の講習会では、ボールを追いかけてシュートをする基本の動作ができるように、まずはベーシックなロボットを制作し、センサーの使い方を学び、最後に実際に試合をしてみるといった流れで進めました。これだけでも結構なボリュームになるのですが、皆はじめて使うセンサーに興味津々で、プログラムを作って実際に動かしてみることを繰り返しながら、少しずつ理解を深めているようでした。

センサーは周りの環境や、センサー自体の個体差によって常に同じように計測してはくれませんので、その特性も理解しながらプログラミングし、ロボットにも工夫を加えなければなりません。ここがなかなか難しいところなのですが、チームによって工夫の違いが出るところでもあります。

チームごとにロボットとプログラムができたら、いよいよ試合です。今回は簡易的なルールで行いましたが、ボールを追いかけて華麗にシュートを放つロボットもあれば、ボールを捜してぐるぐる回ってばかりいたり、止まっているかと思ったら突然ボールに反応したりと様々なロボットの動きになり、やっぱりみんなでロボットに声援を送り、ゴールが決まればわっと歓声が上がる楽しい試合が繰り広げられました。

子ども達はもっともっと試合をしたいようでしたが、最後には帝塚山高等学校の生徒さんの「本気のロボット」を相手にエキシビションマッチを行ったりと、一日だけでしたが本当に良い経験になったと思います。

プログラボではアドバンスト2コースぐらいから、WRO Footballに挑戦できるようにしています。レギュラーカテゴリーのミドルやエキスパート競技をしっかりできるようになっていれば、レベル的にも理解ができるようになっていますので、世界を目指して今後もたくさんの子ども達が参加できるようにしていきたいと思います。

やる気のきっかけは、

今月のスタンダード1コースのミッションは、「ボール落とし競技」です。
高さの違う2つの台の上にのっているボールを、遠くから落とす競技です。

ボール落とし競技のコース

ある小学2年生の男の子、最初はあまり乗り気じゃなかったんですが、若い先生となにやら密談しながら、レゴブロックを組み立て始めました。そして、ボールを落とせるようにアームを改造した結果がこちら。

改造(かいぞう)キッド

名前は「怪盗キッド」ではなく、「改造キッド」だそうです。
右のアームはトランプ銃、左のアームは予告状のイメージで、それぞれ高さの違うボールを落とす作戦です。
好きなアニメのキャラクターをイメージすることで、がぜんやる気が出てきました。
その結果・・・

ボール落とし競技

この時は赤いボールは、近づきすぎて落としたため無効でしたが、この後、プログラムを修正して、無事にボールを2つとも落とせるようになりました。

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兄弟でプログラミング教室

とある教室での出来事・・・ 3兄弟でプログラボに通ってくれているご家庭があります。

上の二人(小6・小4)は昨年からの継続で、現在はスタンダード2で、末っ子(小2)は今年 の春からビギナーで学んでいます。 スタンダード2とビギナーは続きの時間で、末っ子の授業が終わるまでお兄ちゃん達が待ってい て、一緒に帰ることがしばしばあります。

さて、先週のビギナーの授業では、「パクパクわに」というワニの顔を作りました。「カム機構」 という仕組みで口がパクパク開閉するロボットです。 末っ子が作っているのを見て、お兄ちゃん達もしてみたくなったようで、先生にキットを出してもらって、自主制作していました。
その作品がこちら!

パクパクわに生徒作品

さすがスタンダード2!ということで、ワニの全身を作り、モーターも追加し、体がクルクル回るプログラムを考えてくれました。

ビギナーコースの末っ子はまだ習ってない内容ですが、お兄ちゃん達がやっているのをみて、興味津々でした。
こういう兄弟での遊びの中からも学びにつながるのだと、とても頼もしく思いましたが・・・すごく熱中している様子を見ると、先生としてはもっと興味をもってもらえるように、授業を頑張らないと・・・と思いました。

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