コマまわし対決!

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
7月のスタンダード1のクラスでは、歯車のしくみを学びます。歯車の組み合わせで早く回せたり、ゆっくり回せたり・・・この仕組みを上手く使うと、モーターの回転スピード以上に速い車を作ることもできます。(→『歯車カー』で歯車パワーを体感♪

スタンダード1クラスでは、自転車の“ギア”のような変速機を作って、歯車の実験をしたりしながら、徐々にコマまわしマシーンへと進化させていきます。そして、最終的に、その名も『スピントップシューターDX』になり、みんなでコマまわし対決をしました。

コマ自体にも、より長く回るようにと いろいろ工夫をしました。
ただ、結局、あまり凝りすぎるとバランスが悪くなって早く倒れてしまうことも多かったようです。

「コマの授業、家でとっても楽しみにしてたんですよ。」と、あとで、保護者の方が教えてくれました。

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2021年 WROミドル競技 急がば回れ?

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
先日の記事で紹介したアドバンスト1のクラスでの、ロボット競技大会に向けての取り組みの続報です。

小学校6年生の3人チームはロボット競技大会WROの京都予選会へ、参加の方針となりました。メンバーみんな気合が入っています。

まずは、3人 で「ロボット担当」「作戦担当」「プログラミング担当」と担当を決めてスタートしました。
そして、前回記事で紹介の通り、競技用のロボットが完成し、コートで動かし始めました。
(大まかに言うと、黒い線の引かれたコースに置かれたブロックのオブジェクトを、指定の場所に運んでゴールするようなミッション です。)

が、ある程度進んでくると、なかなかオブジェクトをうまくつかむことができないことが分かりました。その原因は・・・プログラミング担当くんが、黒い線をトレースする「ライントレース」を使わず、方向転換の角度を合わせて直進するようなプログラムをしていて、動きが安定しないことだということになりました。

他の2人はライントレースを勧めますが、プログラミング担当くんは「それではタイムが遅くなる」「自分は一か八かが好きなんだ!」と譲りません。(その発言の裏には、自分が完全に理解していないプログラムを使うことに抵抗がある、という、ある意味“真面目な”思いがあるのだと、私自身はちょっと気付いていますが・・・)
他の2人はライントレースの利点や、そこまでタイムロスではないことを一生懸命説明します。が、説得される形になればなるほど、頑なになるのは、よくあることです。

ここで雰囲気が悪くなります。話は棚上げにされ、それぞれがパソコンを開き、別々にプログラムをし始めました。
ただ、プログラミング担当くんも、他の2人のライントレースを見て、少し冷静になってきたのかもしれません。
「もう担当制はやめよう」というところで、活動時間が終了しました。

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翌週、あらためて顔を合わせた3人は、プログラミングに入る前に話し合いをしました。
(元) プログラミング担当くんから「担当制はやめて、ミッションを前半、中盤、後半の3パートに分け、3人がそれぞれプログラミングしよう」と、提案。ただ、その言葉には仲違いのイメージは無く、ライントレースの部分はみんなの言う通りでいいよ、という譲歩の印象を受けます。
すると、(元)ロボット担当くんからも、別の提案。少し言いにくそうに「もう一度ロボットを作りなおしたい」と。何でも、家でコンパクトなロボットの形を考えていたとのこと。(彼なりに、プログラムだけでなく、ロボットの形にもオジェクトをうまくつかめない一因があると、思っていたのかもしれません。)

どちらの提案もみんなの納得で、採用されました。
結果、今までのロボットは分解され、組み立て直しです。

それぞれが分かれて作業し始めると、「けんかして良かった」「雨降って地固まる」などと言い合いながら、いつもの楽しい雰囲気での活動時間が戻りました。
このあと順調に進むのか、あるいは、まだまだ「山あり谷あり」なのかは分かりませんが、 何よりやる気が戻ってきたことに一安心です。

とにかく、こういうぶつかり合いも、回り道も含めて、一生懸命頑張っています。

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数年後のパソコン環境って?

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。

スタンダード1のクラスでは、4月にパソコンによるプログラミングを始めましたが、6月になるとプログラム自体も少しずつ長く、複雑になってきています。
プログラムが長くなってくると、どうしたら効率的にできるか(楽をできるか)を考えることになり、そこで、今回の授業では「ループ(繰り返し)」を学習しました。

左右にハンドルをきるような動きをさせます。上の例でも十数回の往復をしていますので、順番に1つずつプログラミングするのは大変です。

これだと、細かい動きを、もう数えきれないくらい繰り返します・・・ということで、「ループ」のプログラムの登場です。

ループをうまく(?)使うと、こんな変てこな動きも作れました。

ところで、近頃、少し困ったことがあります。

今年からパソコンを使い始めたスタンダード1クラスの子たちが、ほぼみんな画面をタッチして、プログラムをしようとしてしまいます。また、マウスではなくタッチパッドで操作する子が多数派になっています。(必ずしもマウスは使わなくてもいいのですが、タッチパッドで普通にドラッグ&ドロップするのは難しい・・・)

北大路校の位置する「京都市北区」あたりでは(おそらく京都市全体でだと思いますが)、今年度(2021年度)から小学校でパソコンの授業が本格的に始まっているのですが、その際に使用しているのが、タブレットにキーボードを接続したもののようで、マウスを使わない方に慣れているため、マウス操作が面倒になっている様子です。

今後、どこかの時点でマウス操作が必要になるのであれば、今のうちに慣れてもらいたいなと思う一方で、もしかしたら、今後はスマホやタブレットのようにマウス操作しない使い方(だけでなくフリック入力や音声入力のようなキーボードも必要ないような使い方)が主流になるのかもしれず・・・
(数年後の状況も明確に予想できない時代だということを、改めて感じました。)

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「高いところ」から「低いところ」へ、ものを運ぼう

プログラボ野田阪神の岡田です。

今週はビギナーの様子をお伝えします!

「ものをはこぶ」をテーマに取り組んでいるロボット制作、3週目では上下にものを運ぶクレーンを組み立てました。

1週目の授業の様子はこちらからご覧いただけます


授業の始めに、身の回りに人やものを上下に運んでいる機械があるかを生徒たちと考えてみました。意外に答えが見つからなかったので、「いつもどうやって、2階にあるこの教室に上がっているかな?」と聞いてみると「エレベーター!」と一斉に答えてくれました。野田阪神校が入っているビルにはエレベーターがあり、みんなを教室まで上げたり、1階まで下ろしたりしています。

また、重いものを運ぶために、多くの場合でワイヤーが使われていることを説明しました。今回のロボットでは、下の写真にあるパーツをモーターで回し、タコ糸を巻いたり下ろしたりして上下の動きを作っています。
ミニフィギュアなどを取り付けやすくするために、タコ糸の先にはパーツを結び付けています。


ロボットを組み立て、動きを確認できたら、荷物を作ったりフィギュアを取り付けていきます。

完成した生徒作品がこちらです!

まるでヘリコプターから下りて救助に向かっているようで、かっこいいですね✨

お迎えに来たお家の方にも「上手に作れたね!」と褒めてもらえて、みんなとても嬉しそうでした😊

2021年 ミドル競技への取り組みがスタート

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
アドバンスト1のクラスで、夏のロボット競技大会に向けての取り組みが始まっています!

アドバンスト1のクラスで取り組む「ミドル競技」、毎年ルールは少しずつ変わりますが、大きくいうと、黒い線の引かれたコースに置かれたブロックのオブジェクトを、指定の場所に運んでゴールするようなミッションに挑戦します。

この日、ルールを始めて聞き、取り組みがスタートしました。
こちらの3人チームは、最初にどんな感じで進めるか、軽く打ち合わせして、早速、ロボット制作に入りました。一方で、ルールをもう一度確認したり、プログラミングを始めたり・・・3人が仕事を分担して、まずは、いい雰囲気で進んでいます。(全てのチームが、いつも雰囲気よく、順調だったらいいんですが、なかなか会話が進まないチームもあったり、時にはもめてしまったり、、、それも含めて“チーム競技”です!)

ロボットは今までの授業で作ってきたものをベースに、ということで作り始めました。ただ、結果的には、ほぼほぼ組立図どおりに。(そのままではないらしいです。)
ところで、先ほどまで作戦やプログラムを考えていた子ですが、ロボットが完成しないと、なかなかイメージしにくようで、ロボットを作っている子の周りで、競技とは関係のない、ドラゴンの造作をし始めました・・・が、結果的にそれがロボットの駆動部分とオブジェクトを持ち上げるアームの接続の一部に採用されました。

さて、これから約2か月をかけてプログラミングなどに取り組みますが・・・この後、どんな感じで進んでいくでしょうか?結果もそうですが、取り組んだ後で3人が少しでも成長してくれていることを、一番期待したいと思います。

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