『フォローイングダック』~初めての条件分岐のプログラム~

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
スタンダード1クラスの12月は、11月に引き続き「超音波センサー」を用いたロボットの制作とプログラミングです。

そしてもう一つ、初めて条件分岐のプログラムを学びました。が、超音波センサーと条件分岐のプログラムの組み合わせは、超音波センサーで計測できる距離の大小を比較する部分がとってもややこしく、大人でも「あれ?どっちだっけ?」と混乱してしまいます。
ですので、小学校低学年が中心のスタンダード1クラスでは、“何かの条件によって動きを切り替える”というプログラムがあるということが分かればまずはOK、あまり細かい知識にこだわるよりも「やってみて、もし間違ってたら逆にしてみよう!」といった、気軽な感じで私は臨みました。

ということで、出来上がったのが『フォローイングダック』という、親鳥についていくカルガモみたいなロボットです。
親鳥(=生徒自身)が近くにいる時は一生懸命追いかけて、親鳥が離れて見失ったら、くるくる回って親鳥を探す、という動きをプログラムしました。

付かず離れず、いい距離感で子ガモを導くのが楽しい、そんなロボットでした。

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オリジナル ペットロボット

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
12月のスタンダード2コースでは、【ペットロボット】の開発に取り組みました。
(最近は家にロボットがいて、癒してくれたり、役立つ情報を教えてくれたり、一緒に遊んでくれたり・・・というようなこともありうる時代になりましたよね。)

ということで、犬型のペットロボットを制作し、オリジナルの動きをプログラミングしていきます。
犬型ロボットには複数のセンサーが付いていて、タッチしたり、頭をナデナデしたり、エサをやったりというのに反応して、様々な動きをするようプログラムします。
また、いつも同じ動きでは面白くないので、ランダム(乱数)を使ったりもします。

例えば、
・赤いエサ=お肉をやったら喜び、緑のエサ=野菜をやったら悲しむ
・デコピンすると(耳をさわると)怒る
・占い機能があって、5回に1回あたりが出る
・頭をなでると、走り回る
・ランダムに表情が変わる
といった感じです。

なお、個人個人にいろいろな設定があって、ペットロボットにもいろいろな性格があって、どれ一つとして同じプログラムはありません。
同じ「喜ぶ」でも、動きで表現する、表情で表現する、声で表現する・・・いろいろな表現方法が見られました。

プログラムだけではなく、見た目にもこだわった子がいましたので、いくつかご紹介します。

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歩行ロボットの研究

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
12月、アドバンスト1クラスでは歩行ロボットについて研究しています。

これまで作ったほとんどのロボットは、タイヤを回して移動してきました。
特にロボット競技などでは、きっちりの長さを進んだり、曲がったりする必要があるので、タイヤ移動が欠かせません。
しかし、みんながイメージする【ロボット】は、決してタイヤで移動するものばかりではなく、「ヒト型の二足歩行ロボットをいつか作りたい!」と思ったりするでしょう。

ということで、いろいろな歩行(ここでは広い意味で車輪以外で移動する)ロボットを試したり、工夫したりと研究してみました。
※この後紹介する「○○型」という名前は、動きを見て私がイメージして勝手に名付けたものです。人によって別のものに見えるかも・・・

<1>バタフライ型
小さい手を付けて、それを回すことで、水泳のバタフライのような動きで前進します。比較的単純な仕組みと動きで、移動できました。

<2>ムシ型
平行リンクという仕組みを使って前進します。ゆっくり動いて、頑張って進んでいる感じが出ています。よいしょ、よいしょ。

<3>汽車型
さっきの「ムシ型」と同じ動きですが、より速く動かしているので、汽車の側面の動きをイメージさせます。

<4>カメ型
<2><3>と同じ平行リンクと言う仕組みを使っていますが、右と左の足を逆位相にして交互におろすので、亀のように見えます。

<5>ヒト型
<4>と同じ仕組みですが、何とか人のように二足歩行させようとした意欲作。バランスを崩して倒れたりと、ここに至るまでにとても苦労していました。

<6>スキー型
クロスカントリースキーのストックのような足?(手?)を付けて、滑りながら前進します。重い本体を下にするので、とても安定しています。

<7>回転型
長い手を使って、本体自体を回転させながら高速で前進します。
でも、機械が壊れそうでヒヤヒヤします・・・

<8>小鹿型
どちらも四節リンクという仕組みを使って4本の足をバラバラに動かします。ただ、2つは別々のタイプで、足運びが少し違います。
あまり安定しないので、ゆっくり動かしたところ、よちよち歩きする生まれたての小鹿のように見えました。

<9>ゾウ型
これも四節リンクを使っています。
後ろ足に滑り止めを付け、前方には重りを付け、前に進むための微妙なバランス調整をしています。

安定して歩行させようとすると、全体のバランスだったり、モーターの回転速度だったり、足先の形状だったりを調整しないといけないことが、授業を通してよく分かりました。

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タッチセンサーで『よこよこ星人』を動かしました!

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
11月と12月のビギナークラスでは、タッチセンサーを使ったロボットの組み立てとプログラミングに挑戦中です。

タッチセンサーは触れた、当たったに反応するセンサーです。つまりボタン操作ができるようになります。
押したら動く、押したら止まる、押してる間動く、などいろいろなパターンでプログラミングしますが、今回は「タッチセンサーを押している間動く」ロボット、その名も【よこよこ星人】を作りました。

基本形を作って、プログラミングをして、動きを確認したら、それぞれがをつける改造に着手!
用意された組立図通りの手を進める子もいれば、見よう見まねで作る子、手の代わりに光る装置を付ける子、剣やドリルなどのアイテムを持たせる子もいて、オリジナリティに溢れた作品ができあがりました。

なお、武器を持たせた子たちは、予想通り最後には体当たりの戦闘が始まりました!

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超音波センサーで止まる2種類のロボット

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
スタンダード1クラスの11月は、ロボットのちょっと変わった仕組みと、超音波センサーを使ったプログラミングを学んでいます。

1つめはシャクトリムシのような動きで進む『しゃく太郎』という名前のロボットです。超音波センサーで前の壁までの距離を測って、プログラムした距離で止まることができます。

2つめは、『バックターンカー』と言う名前のロボットです。
その名の通り、バックする時に片輪だけ回転が止まるような仕組みになっていて、それをきっかけにターンします。
先ほどのしゃく太郎と同じく、超音波センサーで前の壁までの距離を測りながら進み、今回はプログラムした距離まで近づくとバックターンするようになっています。

超音波センサーを使ったプログラムは、【不等号】が出てきて少し難しくなるのですが、ロボット自体は動きが独特でおもしろいので、楽しく学べたと思います。

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