ロボット相撲大会を開催

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
1月のアドバンスト1クラスでは相撲ロボットを制作・プログラミングして相撲大会を開催しました。

相撲ロボットは基本の形と、基本のプログラムはあるものの、形状やプログラムの作戦は子どもたち自身が各々考えて、仕上げていきます。
複雑な仕組みや高度なプログラムで動かすのが必ずしも強い訳ではありませんので、どうやったら強い相撲ロボットになるか、自分のアイデアとそれを実現するチカラが試されます。
また、思った動きにならないことが間々あって、そんな時に、どこが悪いのか原因を見つけるのも大事なスキルです。

そして何よりおもしろい!
勝ち負けが目に見えるのもありますし、普段はなるべくぶつからないように動かすロボットを、この授業ばかりは「ぶつけてOK!」ということで、テンションが上がります!

それでは、相撲ロボットの対戦の様子を、動画でご覧ください。

そして、ある日の対戦結果・・・

ところで、盛り上がった相撲大会が終わったら、先生たちがみんなのロボットをバラバラに戻すのですが、戻しながら「パーツの付け方や選び方が上手だな」とか、「ちゃんと組み立てられてなくて、すぐ外れそう」などと、つい思ってしまいます。
(やっぱりアドバンストコースの生徒だけあって、感心させられることが多いですが。)

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歩行ロボットの研究

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
12月、アドバンスト1クラスでは歩行ロボットについて研究しています。

これまで作ったほとんどのロボットは、タイヤを回して移動してきました。
特にロボット競技などでは、きっちりの長さを進んだり、曲がったりする必要があるので、タイヤ移動が欠かせません。
しかし、みんながイメージする【ロボット】は、決してタイヤで移動するものばかりではなく、「ヒト型の二足歩行ロボットをいつか作りたい!」と思ったりするでしょう。

ということで、いろいろな歩行(ここでは広い意味で車輪以外で移動する)ロボットを試したり、工夫したりと研究してみました。
※この後紹介する「○○型」という名前は、動きを見て私がイメージして勝手に名付けたものです。人によって別のものに見えるかも・・・

<1>バタフライ型
小さい手を付けて、それを回すことで、水泳のバタフライのような動きで前進します。比較的単純な仕組みと動きで、移動できました。

<2>ムシ型
平行リンクという仕組みを使って前進します。ゆっくり動いて、頑張って進んでいる感じが出ています。よいしょ、よいしょ。

<3>汽車型
さっきの「ムシ型」と同じ動きですが、より速く動かしているので、汽車の側面の動きをイメージさせます。

<4>カメ型
<2><3>と同じ平行リンクと言う仕組みを使っていますが、右と左の足を逆位相にして交互におろすので、亀のように見えます。

<5>ヒト型
<4>と同じ仕組みですが、何とか人のように二足歩行させようとした意欲作。バランスを崩して倒れたりと、ここに至るまでにとても苦労していました。

<6>スキー型
クロスカントリースキーのストックのような足?(手?)を付けて、滑りながら前進します。重い本体を下にするので、とても安定しています。

<7>回転型
長い手を使って、本体自体を回転させながら高速で前進します。
でも、機械が壊れそうでヒヤヒヤします・・・

<8>小鹿型
どちらも四節リンクという仕組みを使って4本の足をバラバラに動かします。ただ、2つは別々のタイプで、足運びが少し違います。
あまり安定しないので、ゆっくり動かしたところ、よちよち歩きする生まれたての小鹿のように見えました。

<9>ゾウ型
これも四節リンクを使っています。
後ろ足に滑り止めを付け、前方には重りを付け、前に進むための微妙なバランス調整をしています。

安定して歩行させようとすると、全体のバランスだったり、モーターの回転速度だったり、足先の形状だったりを調整しないといけないことが、授業を通してよく分かりました。

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『ポカポンゲーム』の開発♪

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。

アドバンスト1クラスの10月の授業のテーマは「おもちゃ開発」です。
1週目は『タイマートイ』という時間内にパズルを完成させるようなゲームを、そして2週目と3週目は『ポカポンゲーム』を作って、プログラムしました。

ところでポカポンゲームってどんなものかご存知でしょうか?
ポカポンゲームは、エポック社によるロングセラーのおもちゃで、1979年より発売しているそうです。2人での対戦型ゲームで、バネのついたボタンを操作すると、自分の人形が相手の人形の顔にハンマーで攻撃をし、命中すると顔が飛びでるおもちゃです。

おもちゃ開発の際には、分かりやすい画面表示でタイムや点数を知らせたり、音で盛り上げたり、それらをモーターの動きと適切に連動させたり、プログラムも複雑になってきます。
またプログラム以外でも、どうやったらおもしろくなるかルールや仕様を考えたり・・・というようなことも必要です。

さて、点数表示以外にみんながどんな工夫をしたか、いくつか挙げてみたいと思います。
・横でキャタピラーが回って音と動きで集中力を乱してくる。
・鍵を(超音波)センサーに近づけないと、ゲームが始まらない。
・フェイントや速攻をランダムで入れてきたりして、コンピューターがすごく強い。
・勝ったり負けたりしたときの表示がユニーク。

最後にみんな(や先生)が作ったゲームで遊んで楽しく授業を終えました。

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『ICカードシステム』電子マネーで電車に乗ろう!

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
アドバンスト1クラスの9月の授業のテーマは『ICカードシステム』。ICカードにチャージした電子マネーで、電車やコンビニを利用するようなシステムを模擬的に構築しました。

以下、紙芝居風に、ベーシックな流れをご紹介します。

まずは起動すると待ち受け画面が現れます。

【ICカードホルダー】にICカードを挿入したら、【紙幣判別機】に紙幣を投入するよう表示されます。(ここで「確認中・・・」みたいな表示が出るシステムも。)

紙幣を入れると、投入金額が表示され・・・

ボタンを押してICカードにチャージ!

チャージ済のICカードを【カードリーダー】にかざします。
お金がちゃんと入っていれば、料金が引かれて残額が表示され、精算完了。

※なお、金額に不足があると、エラーメッセージが出る場合もあります。

9月・10月の授業では、こういったシステム構築・商品開発がテーマになっています。単にプログラミングするだけでなく、使う人を意識して各自がいろいろ工夫します。
今回は、どうやったら親切でスムーズな操作案内ができるか・・・ということを念頭にメッセージの種類や、表現方法を考え、みんな少しずつ違ったシステムができあがりました。

まだ、ICカードや電子マネーを使ったことがない生徒が大半でしたが、いつか使う時に、今回のことを思い出したり、どんな表示がされているか意識したりしてくれるといいなと、思います。

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ロボット競技をテーマに動画編集

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
前回の記事でもご紹介しましたが、スタンダード2アドバンスト1アドバンスト2の各クラス、7月にはロボット競技のミッションを行いました。そして、8月はその内容を紹介するスライドや動画の制作を行っています。

スタンダード2では、こんなロボット競技に取り組んだ、やってみてどう思った、というような内容を、タブレットのアプリを使って簡単なスライドにします。
そして、アドバンスト1では、YouTubeのような動画制作を目標に、動画制作の注意点(著作権、肖像権、プライバシーの侵害など)と、動画編集ソフトの使い方を学びます。

もちろん、こういうことが好きで得意な子もいれば、あまり興味のない子もいますが、いつもとちょっと違った活動に、概ね楽しく取り組んでいます。

そこで、私も(センスはあまり無いですが)動画編集をしてみました。

私の作った動画は、淡々と説明するタイプのあまり面白味のないものですが、もっと演出に凝って、本物のYouTubeみたいに(?)、面白い動画を目指す生徒も・・・
特に最近は、YouTubeなどで動画に触れる機会も多く、感覚的に演出方法が理解できているように感じます。

こうやって取り組んだことや、その感想をまとめ、みんなと共有することで、より理解が深まることを期待しています。

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