ベーシック競技:ロボットとアームとプログラムのアイデア

子供向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
アドバンスト1の生徒さんが「ミドル競技」 という競技に挑戦する様子をブログでご紹介していましたが、スタンダード2のコースでも授業で「ベーシック競技」に挑戦しています。

テーマは「ゲリラ豪雨」。ゲリラ豪雨を予測できる最新の気象レーダーを工場から設置エリアへ運搬する、ロボット競技です。

レーダーの上部はボールになっており、落とさないようにそーっと運ぶ必要があります。
アームの形はどうするか?、どんな動きで運搬するか?・・・各チームのアイデア次第で、差が出る部分です。

ということで、そのアイデアにスポットを当てて、ご紹介したいと思います。

【絶対まけるぞチーム】
コンパクトなロボットに大きめのアームを付け、モーターでアームを動かして、気象レーダーをつかみます。
気象レーダーをつかんだら、180度反転して設置エリアまで運搬します。

【クワガタ号】
見るからにクワガタといったフォルムのロボット、アームは動きません。ゆっくり回転してアームの中に気象レーダーを抱えて、ゆっくり押しながら設置エリアまで運びます。
設置エリアに運ぶ時、カラーセンサーでコートに引かれた黒い線を伝って進む「ライントレース」というプログラミングの作戦を使っています。

【25cm×25cm号】
オリジナルの幅広ロボットに、モーターで動くアームを付けました。アームは正面ではなく少しずれた位置に付いていますので、気象レーダーをつかむ時に、少し方向を整える動きが独特です。
気象レーダーを運搬する時は、うまくバックして引っ張っていきます。

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アドバンスト1で「SDGs」がテーマの競技に取り組む・その7 動画で発表

子供向けロボットプログラミング教室プログラボのブログ担当です。

アドバンスト1の「ミドル競技」、本番の競技会では上手くいったチームも上手くいかなかったチームもありましたが、今回は、その結果や乾燥を動画にまとめて発表する授業を行いました。

と、その前に・・・
動画で発表するとき、そこには「著作権」「肖像権」「個人情報の保護」といった配慮の必要な大事な事柄があることを確認しました。

普段、YouTubeなどで、気軽に動画を見ている世代で、また、簡単に動画を投稿できる環境も周囲にありますが、一歩間違えると、訴えられたり、犯罪に巻き込まれたり、炎上してしまったりと、その怖さについても伝えるような授業でした。

さて、みんなが作成した動画ですが・・・競技内容や結果、競技ロボットの工夫を丁寧に発表するようなものもあれば、本番では叶わなかった成功シーンを撮影して悔しさをにじませる作品や、逆に失敗シーンを集めておもしろ動画風にする作品も。

テロップや音楽の入れ方に驚くべきセンスが表れたりと、普段のプログラミングとは違った顔をみんな見せてくれました。

優秀作品は、プログラボ全体でコンテスト形式の審査をする予定で、こちらもとても楽しみです。

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アドバンスト1で「SDGs」がテーマの競技に取り組む・その6 競技会

子供向けロボットプログラミング教室プログラボのブログ担当です。

アドバンスト1の「ミドル競技」、5週間の練習時間が終わって、いよいよこの週は競技会を実施しました。

さて、とあるチーム、直前練習ではほぼ満点でクリアしていました。この教室の優勝最有力かなと思っていました。

競技前、入念にコースのチェックをする

ですが、本番・・・

最初の樹木を運ぶミッションでうまくラインに乗れず、失敗。
思わず「マジか」と声が漏れてしまいました。

というように、本番に失敗するチームが続出。
結果的に、いろいろ諦めて、シンプルな高速プログラムを作ったこのチームが優勝でした。
(作戦勝ちも立派な優勝!ですが、指導する先生的にはちょっと複雑・・・)

上手くいったチームもいかなかったチームも、競技のことやロボットのことや、チームの結果について、動画で発表することになっています。
翌週から、動画を作り始めています。

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『ベルトコンベア』をみんなでつなげると・・・

子供向けロボットプログラミング教室プログラボのブログ担当です。
北大路校ビギナー クラスでは 、今週、「ベルトコンベア」を作りました。

この日の授業は3人で、一人はちょっと年上のお兄ちゃん。昨年度の冬から通っているので、みんながまだ習っていないプログラムも知っています。一方、一番の年下は、今年6月から始めた年長さんです。

まずは、ベルトコンベアを「組立図」を見ながら制作します。完成したら、基本的な動きのプログラムを先生と一緒にやってみます。
ゆっくり回すにはどうするか、たくさん回すにはどうするか、逆方向に回すにはどうするか・・・

その後、3人で作ったベルトコンベアをつなげて、タイヤを運搬することにしたのですが・・・「(ベルトコンベアを動かす)モーターのスピードと方向を合わせないと、うまく運べないよ!」という 先生の アドバイスに、年長さんは年上の子のタブレットをのぞきこみます。

そこには、見たことのない「ループ」のプログラム。もちろんまだ教わっていませんが、プログラムの色から想像したのか、自分で探して、プログラムしていました。(ちょっと使い方が違ったので、すかさず、先生がフォロー)

「スピード(モーターのパワー)はいくつにする?」
先生がみんなに聞くと、年上の子が「20!」と。
みんな、自分のタブレットの数字を変更します。が・・・よく見ると、年下の年長さんは「20」じゃなくて「02」って入力していました・・・。

ベルトコンベアをつなげてタイヤを運ぶのにチャレンジすると、つなぎ目のところで転げ落ちてうまく運べなかったり・・・
それでも時々うまくつながって、最後まで運べたりして、とても楽しくできました。

ところで、年長の男の子、モーターのパワーをマイナスにすると逆回転することは分かっていた様子で、授業の最後に復習でやってみた「往復の動き」はちゃんとできていました。

二桁の数字はちょっとまだ苦手、横棒マークのマイナスは 何となく分かっているのかも、「ループ」のプログラムは習ってないけど初めて使ってみた・・・カリキュラム的にはなんだか順番が変な感じですが、それでも少しずつできることが増えて、みんなで楽しく学んでくれるといいなと、思いました。

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アドバンスト1で「SDGs」がテーマの競技に取り組む・その4-5

子供向けロボットプログラミング教室プログラボのブログ担当です。

アドバンスト1の「ミドル競技」、チャレンジ4週目は、事情により取材できませんでした・・・ということで、5週目が始まりました。
今回である程度プログラムを完成させて、来週の本番に臨む必要がありますが・・・

5週目になると、焦り始めたり、少し飽き始めていたり、いろいろです。
最後まで同じ「やる気」で競技に取り組むのは、本当に難しいです。

木を運んで植える(置く)」、「ポンプを接地させる」、「ラクダを保護エリアに移動させる」の3つのミッションに成功して、後はゴールを目指すだけ!というチームもありましたが、なかなか上手くいかなくて、一番簡単そうなラクダの移動を先に済ませるように作戦変更したチームも。

実は、競技会後には、 資料を作って 活動内容の発表をすることになっているのですが、気分転換にその構想を練っているチームもありました。。。

さあ、来週は競技会本番!最後まであきらめずに頑張ろう!

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