初めてのミッション、悔しい思い

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
スタンダード2のクラスの、4月の授業のテーマは『火星に宇宙飛行を届けよう!』ということで、宇宙のコースを使って、ロボットを火星まで進めるプログラムに挑戦しました。
火星に到着出来たら、火星の石を採取し、今後の火星開発のデータを取るといったイメージのミッションです。

4月の3回の授業で、ロボットを作り、プログラムを調整し、最後に「競技会&発表会」を実施しました。

この4月から初めて通う小学校高学年の、とある生徒さんですが、かなり順調に進んで、2回目の授業の終わりには、火星の石をつかんで、引っ張り出すことに成功しました!

ですが、日を改めての競技会の日、前回のプログラムで動かしてみると、どうもうまくいきません。
その原因はいろいろ考えられます。例えば、
・コースを敷いた場所が前回と違っている
・モーターの調子が前回と少し変わった
・ロボットのアームを改造したのでバランスが変わった・・・
実はロボットの“現実の”動きはとても繊細なので、ちょっとした変化で動きが変わって、うまくいかなくなったりします。

そういう(パソコン上だけではない)リアルな困難にも、どうやって対処したらいいか考えたり、 あきらめずに何度もトライしてほしい、と思って、取り組んでもらっていますが・・・初めての子どもには、ただただ混乱するばかりなのかもしれません。

いや、頭では分かっているのかも。でも、「できてたはずだったのに」「元に戻さないと」という焦りもあるのか、どこをどうしていいか、かなり考え込んでしまいました。
もともとあまり口数が多いタイプではないですが、この日は特に無口になっていました。

競技会までの時間も迫ってきます。
競技会後の発表で、工夫したところなどを話すことになっていますが、そのことも、もしかしたらプレッシャーになっているかもしれません。。。
それでも、黙々と失敗と調整と挑戦を繰り返す姿に、こちらも身につまされる思いです。

徐々に理想の動きが戻ってきつつありました。
が、とうとう競技会が始まってしまいました。
そして結果は、、、思う通りの結果とはならず、でした。

決して失敗ではないですし、よく理解してプログラミングしてくれていましたが、プレッシャーの中で取り組むということも含めて、本人には、悔しかったり、少しつらい体験だったりしたのだろうと思います。
こういう体験を1つずつ乗り越えて、ひと回り成長してもらいたいなと。そして、ここであきらめてしまわないで、5月の次のミッションにも、果敢に挑戦してもらいたいと、応援の気持ちでいっぱいです。ファイト!

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『かんたんルーレット』生徒作品とマウス操作

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。

小学校1年生~4年生くらいが学んでいるスタンダード1コースでも、2021年度の授業が始まりました。最初の授業は『かんたんルーレット』です。

プログラボの授業としては、パソコンでのプログラミングに、みんな初めて挑戦します。(今年からロボットプログラミングを始める子どもたちは、もちろん初めてですが、去年ビギナークラスで学んでいた子どもたちも、これまではタブレットのアプリを使っていましたので・・・)

ということで、この授業では「パソコンやソフトの起動」「マウス操作(クリックやドラッグ)」「数字の入力」といった、基本的なパソコン操作に慣れることが目的です。
ルーレットを作って楽しくて遊ぶ中で、プログラムの数字を何度も何度も変えて動かしました。

さて、野田阪神校では、ルーレットをすごろくのサイコロの代わりにしていました!が、北大路校では、各自がオリジナルの楽しいルーレットを考えて作りました。
以下、みんなの作品をご紹介します。(あえて解説はしませんが、写真を見て、クスっと笑ってもらえたら嬉しいです。)

絵が得意な子、漢字にすごく興味のある子、きっちり線を引きたい子・・・みんなが何が好きで何が嫌いなのか・・・もしかしたら「自己紹介」以上によく分かるような作品たちでした。

まだマウスのクリックが上手くできなかったり、ということもありましたが、今日の授業の中でも少しは慣れたみたいです。
そういえば、去年この授業をやった子も、両手で押さえてクリックしていましたが、今ではとってもスムーズにマウスを動かしてます♪

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アドバンスト1、最初の授業は、和気あいあい。

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。

北大路校では、先週から2021年度の授業がスタートしました。
アドバンスト1コースの最初の授業は、これまでのロボットプログラミングで学んだ内容を復習しつつ、ドラゴンをたおしに行く、ファンタジーRPG風のミッションに挑戦しました。

生徒たちが昨年度学んだスタンダード2コースでは、年間カリキュラムの最初と最後のテーマが「火星」でしたが、今年の最初のテーマが「RPG」なので、いろんなモンスターや、ドラゴン退治の剣や、お城などが描かれたコースに、新しい教室、久々の授業というのもあって、大興奮!
ロボットを組み立てている途中から、おしゃべりが止まりません。

ある生徒さん、実は、神話やRPGに詳しいことが判明し、描かれたモンスターの名前や由来を、次々にみんなに教えてくれました。
また、どういう話の流れなのか、テレビで見ていた戦隊ヒーローの話題でも、盛り上がっていました。

組み立て終わって、コースでロボットを動かす際にも、和やかな雰囲気で、正直に言えば「もうちょっと集中してもいいのでは?」と思うこともありましたが、最初の授業なので、こんな雰囲気もアリかな、ということで、そのまま見守りました。

ということで、今年も授業の雰囲気や取り組んだ内容、生徒の作品などを、ブログでどんどん紹介していきたいと思います。

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集大成の『マイロボット』作品集その2

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。

ビギナークラスの最後の授業で制作&プログラミングした『マイロボット』のご紹介、2回目です。

生徒めいめいが、自分の好きなプログラミングと改造をしました。
ロボットが話すのが楽しくて音を出すプログラムを多用する子、逆に“しゃべると怖い!”と言って動きだけをプログラミングする子、剣やガトリングを付けてバトルロボットにする子、ロボットを操縦する人形を載せる子、改造には全く興味が無い子・・・みんな好みが違うので、違ったロボットができ上って、楽しかったです。

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『火星開拓ミッション』作戦の比較

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。

先日の記事で紹介されていた比例制御のライントレーススタンダード2コースで、これを実践する『火星開拓ミッション(Phase1)』に挑戦しました。

ミッションの内容は、火星の農地予定地にある邪魔な岩を、予定地から押し出すというものです。4つの農地の4つの岩を押し出したら、ゴールに帰ってきます。
このミッション、岩を押し出す順番は決まっていませんので、各々がやり易い(効率的な?)順番でミッションクリアできるよう、作戦を立てました。
順番の違いがおもしろかったので、ご紹介したいと思います。

<タイプ1>

その時にいる場所から近い順番に処理するタイプ。移動距離が最も短いので、一番オーソドックスで、普通に考えたらこの順番かな。と思うのですが・・・

<タイプ2>

ゴールから離れた方から処理するタイプ。移動距離は長いですが、その分、ライントレースも長くなるので、動作が安定します。

<タイプ3>

このチームはユニークで、(こちらの意図に反して)いわゆる「ライントレース」をしません。黒い線を外れないように曲がりの 微妙な調整をしています。ですので、なるべく方向転換の回数が少なくなるように、前進した後に(転回しないで)そのまま長くバックをするようなルートになっています。

色々な作戦があっていいのですが、ルートの比較をしていると、「好きなものから先に食べるタイプか、嫌いなものから先に食べるタイプか・・・」というのを想起してしまいました。

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