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ベベルギアを使ったオリジナルロボット。今どの段階?

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
スタンダード1クラスの10月は、歯車の役割といろいろな歯車の使い方を学んでいます。

歯車といえば、7月に「コマ回しマシーン」の授業がありました。あの時は、大きさの違う歯車を組み合わせると、モーターのパワーよりも速く回す(あるいはゆっくり回す)ことができるというのを学びましたが、今回はベベルギアという特殊な歯車を使って回転の向きを変えることができることを学びました。

そして最後はオリジナルのロボットに大改造しました!

さて、とある生徒がロボットに2つのボタン(=タッチセンサー)をつないで、ボタンを押すと前に進む、もう一方を押すとバックする、というようなプログラミングをしていました。すると、同じクラスの2つ年下の生徒が自分も同じのをしたい!ということに。
ただ、自分ではどうプログラミングすればいいか分かりません。(もちろん、既に習ったプログラムではあるのですが。)ということで、先生に聞きながらプログラミングに挑戦しました。

自分でできるといいのはもちろんなんですが、その手前にも段階がいくつかあるのかもしれません。
①「こんなことができるんだ」と知る

②やりたいことが見つかったら、先生に聞く

③実際にやっている子に聞いてみる、画面をのぞいてマネしてみる

④前にやった時のテキストを見たりして、自分で調べる
または、失敗してもいいから、想像してプログラミングをしてみる

⑤プログラミングの形を覚える、理解する

今のこの生徒(小学2年生)の場合は、上の段階で言うと②~③のあたりでしょうか?
今度同じようなことがあったら、「どうやったか教えてもらったら?」「画面をのぞいてみたら?」とアドバイスしてみようかなと思いました。

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カム機構を用いた3つのロボット

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
9月のビギナークラスでは、 【カム機構】という仕組みを使ったのロボットを制作しました。
カム機構とは、運動の方向を変える、一般的には回転運動を往復運動に変換するような仕組みです。

1週目には『ぱくぱくわに』というロボットを作りました。
ワニが口をパクパクと動かします。

2週目は『ドラムロボット』です。今度はロボットの手が上下に動いて、太鼓をたたきます。

そして3週目は『ぴょんぴょんうさぎ』です。今まではワニの口やロボットの手は重みで落ちて来て、上下してましたが、ウサギは、カム機構で脚を押し下げるので、上に戻ってくるのにゴムの力を借りています。
ちなみに、画面にウサギの目を表示するプログラムもしました。(目のデザインは子どもたちが自分で選びました。)

仕組みを使うと、作れるロボットのバリエーションが増えて楽しいです♪
なお、3つの中で「ドラムロボット」が良かったという子どもたちの意見が多かったです。太鼓(紙コップ)を叩く音がするのが、楽しいようでした。

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『ICカードシステム』電子マネーで電車に乗ろう!

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
アドバンスト1クラスの9月の授業のテーマは『ICカードシステム』。ICカードにチャージした電子マネーで、電車やコンビニを利用するようなシステムを模擬的に構築しました。

以下、紙芝居風に、ベーシックな流れをご紹介します。

まずは起動すると待ち受け画面が現れます。

【ICカードホルダー】にICカードを挿入したら、【紙幣判別機】に紙幣を投入するよう表示されます。(ここで「確認中・・・」みたいな表示が出るシステムも。)

紙幣を入れると、投入金額が表示され・・・

ボタンを押してICカードにチャージ!

チャージ済のICカードを【カードリーダー】にかざします。
お金がちゃんと入っていれば、料金が引かれて残額が表示され、精算完了。

※なお、金額に不足があると、エラーメッセージが出る場合もあります。

9月・10月の授業では、こういったシステム構築・商品開発がテーマになっています。単にプログラミングするだけでなく、使う人を意識して各自がいろいろ工夫します。
今回は、どうやったら親切でスムーズな操作案内ができるか・・・ということを念頭にメッセージの種類や、表現方法を考え、みんな少しずつ違ったシステムができあがりました。

まだ、ICカードや電子マネーを使ったことがない生徒が大半でしたが、いつか使う時に、今回のことを思い出したり、どんな表示がされているか意識したりしてくれるといいなと、思います。

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『扇風機』で学ぶ機構・仕組みとプログラミング

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
スタンダード2コースでは、9月に「扇風機」を作りました。

扇風機は、羽が回るのはもちろんですが、首振り機能もある本格派です。
実は、扇風機にはロボット・機械の機構や、歯車のしくみなどが上手に使われていて、学習の素材としてもピッタリです。

また、ボタン(=タッチセンサー)を押したら回る、ボタンを押したら止まる、ボタンを押している間だけ回る、押すとモーターの回転速度が変わる・・・頭がこんがらがりそうになって苦労している生徒もいましたが、何とかいろいろな動きをさせることができ、 プログラミングの面でも、これまで習った内容の復習や新たな学びにつながりました。

そして最後は、自由に改造しました!

この扇風機が改造されて・・・↓ ↓ ↓

ガトリング銃に♪
遊園地の乗り物みたいな改造も。

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買い物ルートをプログラミング

子ども向けロボットプログラミング教室プログラボ北大路のえもりです。
スタンダード1クラスでは、8月・9月とクルマ型ロボットの基本的な動かし方を学んでいます。

クルマ型ロボットと言えば、今までも何度も動かしたことがあります。
例えば・・・

ビギナークラスで最初に作るクルマ。「回転数」と「パワー」という数字を変えることで、進む距離や速さを制御できることを学びましたが、でもこのクルマは前と後ろにしか移動できません。

スタンダード1クラスの5月にやった『シングルモーターカー』。回転数を合わせてピッタリ目的地に停まったり、次の目的地まで行くように、動きをつなげたりしましたが、これも前後の動きしかしていませんでした。

前後だけではなく、曲がれるクルマと言えば・・・
スタンダード1クラスの6月に、ステアリング(曲がれる装置)を取り付けたクルマがありました。ステアリングを小型のモーターで回して、ジグザグ走行をさせたりしました。ですが、この仕組みは、思った通りきっちり方向転換するのは少し難しい仕組みでした。

今回取り組んだのは、左右のタイヤそれぞれにモーターを取り付け、2つのモーターの微妙な調整で曲がったり進んだりできるクルマのプログラミングです。これにより、「きっちり直角に曲がる」「斜め方向に向きを変える」というようなことがよりしやすくなります。
そして、この動かし方は、今後のロボット競技挑戦への第一歩になります。

お菓子を3種類買う(=イラストの上でしばらく止まる)【お菓子コース】、野菜3種類の【野菜コース】、果物3種類の【果物コース】、自分でどれにするか決めて、ミッションに挑戦です!

プログラムも長く複雑になって、思考がこんがらがってきたりしますが、ぴったり目的地でお買い物ができた時には、みんなとっても嬉しそうでした♪

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